吉敷地域の文化
凌雲寺立体的展示物の製作
2025/3/28
凌雲寺の復元模型
国指定史跡の凌雲寺跡は、平成21年(2001)から山口市の文化財保護課によって発掘調査が続けられています。その間、順次調査報告がされ令和6年(2024)3月に調査報告「凌雲寺跡Ⅲ」が刊行されましたので、それを機にこれまでに得られた発掘調査情報や文献をもとに凌雲寺を立体的に復元しました。

凌雲寺を立体的に復元して遺跡の文化的価値を多くの皆さんに知ってもらいたいと考え、 寺社建築に詳しい国立徳山工業高等専門学校土木建築学科歴史意匠研究室に 立体的展示物の製作を依頼しました。 90センチ×150センチの基盤の上に、 3Dデーターを基に立体的造形を行う3Dプリンターを使って、 縮尺100分の1模型で立体的に復元してあります。